一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2012年6月22日金曜日

民主主義、学校で習った気がする....

(どんどんと続きます^^;)


歴史を少しかじっていれば、

世の中が民主主義という手段を選んだというのは理解できます。


人類が、「群れ」から脱却し「社会」というものを築いた瞬間から、

弱者は強者の支配下に置かれるようになりました。

そして、強者の特権と弱者の被支配は世襲されていきます。


華やかな繁栄がもたらされるときもあれば、

長い暗黒の時代もありました。


何千年と続いた「支配される歴史」があって、

ようやく、「民衆が社会の決定に参画できる制度」、

つまり「民主主義」というシステムを、

民衆は手に入れることができました。 

このために相当な量の血も流れましたねぇ....


自分たちの意思表示をする。

自分たちの社会は自分たちで選択する。

そのかわり、その責任は選択した側にある、

というのが「民主主義」です。


慎重に、自分たちの幸福につながる選択をしなければなりません。

民主主義とは、そういう制度だと理解しています。


でも、完璧な制度なんて存在しませんから問題もたくさんあります。

例えば、100人いれば価値観は100通り、

幸せの形なんて人それぞれ。


いくつかの選択肢があった場合、

民主主義では「多数決」で決まります。

100人の集団の方向は51人が決めるわけです。


当然、「選択しない」、つまり、選挙に行かない人もいるわけで、

先日も書きましたが、24人が100人の方向を決める、

なんて結末も招きかねません。

でも、それが民主主義のルールだから従いなさいと。


例えば、100人の集団のうち、

51人が独裁者を選んでしまった場合。
 
独裁者は暴走すると相場が決まっています。

後悔あとに立たず。

でも、民主主義のルールで選ばれた独裁者だから、従いなさいねと。


例えば、選挙の結果、世の中がおかしくなっちゃった。

政治家はきちんと政治しなさいよ!なんて言ったところで、

「政治家は住民の代表です」、

「悪いのは選挙民ですよ」なんて責任転嫁をされちゃう。


全ての政治家さんがそうだとは言いませんけど、

「皆さんに選んでいただいた」という言葉には、

「おめーらが選んだんだから文句言うな」

という意味を含んでいるはずです。


だって、政治がおかしくなっても、

政治家さんは自分のせいにしないでしょ?


自分が責任をとる必要が無くて、

しかもものすごい権力やお金が絡む場所にいたら....

σ(^^は間違いなく人間として腐っていく自信があります♪


次回「腐ったσ(^^はどこへ行く?」

1 件のコメント:

  1. デブデブ・ストーナー2012年6月24日 11:30

    民主主義・・・
    オイラが自由なら民主主義
    オイラが不自由なら社会主義!
    ってトコでしょうか(^^;)

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コメント、ありがとうございます。