一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!
2012年7月2日月曜日
屁理屈以外の何でもない理不尽....
前回まではチャーハンを例にとって、
「規制」というものについて書きました。
おかげで、異常なまでにチャーハンを喰いてぇ...は.
いやいや、我ながらくだらない世界にいると気がつきます(^^;
さて、この世界で生きていて、
どうにも腑に落ちないことがもうひとつあります。
「予算」
行政が施策を行うに当たって、
ひとつだけ条件がつけられています。
「議会の承認を受けた予算の範囲内」でのみ、
σ(^^たちは仕事をさせてもらえます。
まあ、打ち出の小槌がある訳じゃなし、そりゃそうですよね。
限られた予算の範囲内でしか仕事が出来ませんから、
予算のぶん取り合いなんて壮絶なもの。
σ(^^の所ですら、部局ごとの力関係が露骨に出ます。
それが霞ヶ関の中になると、人死にが出ても不思議じゃない(^^;
ホントカソレ?
さて、この「予算の範囲内において」という一文がちと「厄介」。
まず、「予算化されなかったこと」、
これはもはや「施策」ですらありません。
どんなにいいことであっても、
どんなに求められている事でも、
「予算化」されなかったことはやっちゃダメなんです(^^;
役所に、工夫や改善の雰囲気が生まれないのはこれが原因。
ぶん取り合いの末に「予算化されたこと」、
これは「行政施策」として堂々と進められます。
事業の適正な執行のために、
「要項」、「要領」というような「手続マニュアル」が示され、
対象の方々へ、公平に予算が行き届くように、
σ(^^たちもきちんと仕事を進めないといけません。
でも時として、そのマニュアルの内容に問題があります。
公平に、普遍的に、なんてことを意識して作られているものなんですが、
いざ出来上がってしまうと、
「痒いところに手が届かない」ものになってしまうんです。
で、「誰がこんな補助金を使えるんだ???」なんてものもあれば、
それこそ「垂れ流し」に近い事業もあります。
他にも、何を狙って予算つけたのかさっぱり理解できないものとか、
ちょいと職員が工夫すればいいだけのことなのに、外注に出すとかね。
国の代わりに仕事をする「法定受託事務」は、
工夫の余地のないマニュアルが付いてくる。
予算を工面してでも自由に出来る「自治事務」は、
どこ狙っているのかわからないことが多い。
どっちもどっちなんですが、共通して言えることは、
「有権者が選択した政権(首長)がすること」だから、
迷わず突き進めということです。
なぜなら、それが民主主義だからという訳です(^^;
最近は、情報公開制度なんてものが出来ましたから、
自治体は少し萎縮気味かな?
思い切った予算措置というものを取らなくなりましたが、
ふたこと目には「国が、国が、国が!」....
さてさて、「地方自治」って何でしたっけ?(^^;
次回「理不尽はまだまだあるね」
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