一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年2月27日水曜日

Japan as No1!....


昨日は、バタバタして投稿することが出来ませんでした。

申し訳ありません....(^^;


そして、もうひとつお詫びさせてください。

Slalom(回転:SL)からジャパンチームに2名の合流があったと書きましたが、

もうおひとりが合流されてました(^^;


その方の名は、田中佳子選手

ご本人やご関係の方々にはご迷惑と不愉快な思いをかけてしまったかも知れません(^^;

心からお詫びいたします....


簡単で申し訳ないですが、田中選手のSLの結果をご紹介しておきます(^^

あの厳しいコンディションの中、23番ビブでスタートした田中選手は、

1本目5番時計、2本目は4番、合計では4位に入る結果を出しました!

タイム差を見る限り、難いバーンに相当苦労したように思えますが、

持ち前のリカバリー能力できっちり完走したようです(^^


田中選手はもうひとレース、

Giant Slalom(大回転:GS)にも出場しますので、お見逃しなく!
                      ミノガシテイテモウシワケアリマセンデシタ....(^^;


では、障害者アルペンスキー世界選手権Day8です!

SuperCombi(スーパー複合:SC)でも、ジャパンチームは世界を席巻していました!


もうすでにリザルトをご覧になっているかも知れませんが、σ(^^;はまだなんです。

白々しく「見てきたように」書いていきますね♪


前日のSlalom(回転:SL)では、まるで鏡のような固い固い雪面に悩まされました。

この日もしっかりと冷え込んでいたようですので、同じようなコンディションなのでしょう。


さて、まずはSCとはどんな競技か、改めてご説明しましょう。


Super-G(スーパー大回転:SG)1本と、

SL1本のあわせて2本の合計タイムで勝敗を決める競技です。


「スピード系」のSGだけ速くてもダメ、「技術系」のSLだけ強くてもダメ。

どちらもバランス良く強くなければとても勝負をかけることは出来ません。

この競技は、まさに「キングオブアルペン」を決める1戦となります。


σ(^^;は、SGもSLもバランス良くビビっていましたから、

「問題外の外側の縁の陰」にいましたけどね♪


まずは、1本目のSGから見ていきましょう。

スタート標高2,075m、フィニッシュ標高1,705mの標高差が370mのコースです。


今回のコースは、先日のSGレースと違うコースで行われましたので、

DownHill(滑降:DH)やSGで上位につけた選手たちのアドバンテージはありません。

全くのイチからレースを組み立てていく必要があります。

それはまた、下位の選手たちにとってもチャンスがあるということ。


コースセッターはオーストラリアチームのコーチ

ゲート数27、ターン数26。

対標高差7%という、ルール上、最少のターン数が設定されました。

それはつまりどういうことかといますと....

このコースで考えられる最も高速レースが行われるということです!(^^


そして、雪面は「Compact(締まった)」ということですので、見応えは十分!

おもしろくなりそうですよ♪


1本目の天候は「Partly cloudy(所どころくも)」、つまりは「晴れ」。

スタート地点の気温-12.7℃、フィニッシュ地点は-8.8℃。


この寒気の中、コースに飛び出していく順番はこうなっています!

女子選手が11カ国25名。

Visually impaired(視覚障害:VI)クラスの選手はビブ(ゼッケン)26番から41番。

ジャパンのエントリーは無し。


Standing(立位)クラスが42番から64番。

ジャパンチームは小池岳太選手がビブ54番、東海将彦選手は56番、

           三澤拓選手が58番。


Sitting(チェアスキー)クラスが65番から95番。

ジャパンチームは、鈴木猛選手66番、狩野亮選手72番、

            森井大輝選手74番、夏目堅司選手83番。

以上、20カ国68名のエントリーです。


当然ですがSCでは、SGとSL両方の出場資格を持っていなければ出られません。

SLからチームに合流した横澤高徳選手はエントリー出来なかったようです。


また、同じく合流組の東海将彦選手は、スタートハウスに現れませんでした。

SLでのDid not finish(途中棄権:DNF)での影響が残っているのかな?....


まずは1本目、SGの結果はこうなりました!

Men's SuperCombi

Standingクラス
小池岳太選手 14位
三澤拓選手 12位

Sittingクラス
森井大輝選手 1位
鈴木猛史選手 5位
夏目堅司選手 7位
狩野亮選手 DNF

森井選手は2位と1.28秒もの差を付ける快走!

SLが得意の三澤、鈴木の両選手はどこまで巻き返せるのか?

小池、夏目の2選手にだってもちろんチャンスはあるぞ!(^^


ところで、この1本目、Sittingクラスの後半は、ものすごく荒れました。

夏目選手の前の選手から12人の選手が滑って、

完走は夏目選手を含めてたったのふたり!

それまで、DNFは「ぱらぱら」ぐらいにしかなかったのですが....

不思議なことがあるものです(^^;


さて、1本目終了後から、お日様は隠れてしまいました。

2本目は「Mostly cloudy(ほとんど雲)」

そんな書き方しなくても「曇り」だけでいいじゃん(^^;


2本目SLの会場は、先日のSLレースのコースへ移ります。

コースが変わるということは結構、大変なんですよ。

SCでは、SGとSLの板を使うわけです。


ホテルからそれぞれが2セットの板を持ち出して、

それぞれのコースに板を持って行かなくてはならない。

チームスタッフの方々は大変お疲れだったことでしょう(^^


そのSLコース、スタート標高1,876m、フィニッシュ標高1,710m、標高差は166mです。

昨日のSLレースは204mの標高でしたから、少し短いコース設定となりました。


コースセッターはカナダチームのコーチ

ゲート数53、ターン数52、対標高差は31.3%。


1345時のスタート時刻なのですが、気温は-10.4℃。まったく上がっていません。

昨日のSLレースの固い堅い硬いレースバーンは、

相も変わらず固い堅い硬い難いままなんでしょうね(^^;

また波乱含みの2本目になるのかな?


オールラウンダーの証明、SCレースの栄冠は誰の手に?

最終結果はこうなりました!


Men's SuperCombi

Standingクラス
8位 三澤拓選手
14位 小池岳太選手

Sittingクラス
優勝 森井大輝選手
2位 鈴木猛史選手
10位 夏目堅司選手

となりました!


森井選手は堂々の逃げ切り!

鈴木選手は一気に4つ順位を上げました!

ジャパン1-2フィニッシュ!おめでとうございました!(^^


三澤選手もSLでは6番手タイムを叩き出し、しっかりとランクアップしてます♪


しかしまあ、森井選手の好調ぶりときたらどうですか?
 
「オッズ」が出されるならきっと、連勝式で105円というところでしょうか(^^


この世界選手権も、残すはGiant Slalom(大回転:GS)と、

Team Event(国別団体戦:TE)のみとなりました。

長いレースウィークもあとわずかです。

もうひと気張り!しっかりやったってや!(^^


....これを書いている時、もうすでにGSの結果は出てるんですけどね(^^;

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