チョー暑がりなσ(^^にとっては、地獄の季節がやってまいりました。
シーズンが終わったばかりなのに、
次の雪を待ちわびるのはスキーヤーの性でしょうか。
でも、どんな競技でもそうですが、オフシーズンは非常に重要な時期です。
この時期の過ごし方が、ハイシーズンの成績を左右するといってもいいでしょう。
このオフシーズンに出来ることやしなければいけないことなどを、
きちんと整理して実行するようにしましょう!
てことで、今乗っているチェアスキーそのものについても、思いをはせることを提案します。
これは、世界を席巻しているジャパンシッティングチームですら、入念に行っていることですよ♪
まずは、「今どんな状態で乗っているのか」ということを、真っ先に確認しましょう!
「今」のポジションやセッティングデータを、
数値として書き留めておくことは上級者になるほど大切です。
こういう事は、ある程度滑れるようになると、
「そんなことはよくわかってる」
なんて言いながら放置しがちなものです。
「今の状態」を客観的に見ることが出来なければ、
「変更」や「応用」なんて絶対にムリですからね。
ましてや、サスセッティングなんて....
「感覚」だけに頼ってセッティング変更なんてした日にゃ、
「迷路」の中をぐるぐると回り続けることになります。
いつでも「元に戻せるようにしておくこと」が、初心者でも上級者でも絶対に必要ですよ。
まず、知っておかなくてはいけない「今の状態」のポイントは2つ。
前後左右の重心位置はどうか?
スキーというスポーツは、
板の真ん真ん中に乗り続けることが出来るかどうかが「キモ」です。
どんなに練習したところで、
重心(ポジション)が狂っているチェアスキーでは、
上手く滑る事なんて出来ません。
何とかかんとかそこそこ滑ることが出来ても、
ある程度以上は絶対に上手くなりませんし、
狂ったポジションで滑ることを体が覚えてしまってからでは、
その修正に相当な苦労が要ります。
まずは、一番最初からポジションをしっかり合わせること!
ふたつ目は1G状態の車高を決めること。
1G車高とは、平地でチェアスキーに乗って、
ばねがどれだけ縮んでいるか(ばねのたわみ量)で測ります。
この車高はそれぞれ好みがあって、
どの高さがいちばんいいとは言えないのですが、
その「好みの位置」を探るためにも、「今」を知る必要があるのです。
いま、ばねのタワミは何mmですか???
では、この2つを踏まえて、連載の開始です!
次回「チェアスキーのセンターはどこ?」
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