一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年5月27日月曜日

やじろべえでもスポーツでもセンターは大事....

どんなスポーツでもそうですが、
 
「センター」と名の付くポジションは決しておろそかに出来ません♪

しっかりとその役割が機能してこそ、

戦うことが出来ますし、勝ちに行くことも出来ます。


前回にも書きましたが、

その大切な「センター」をしっかりと出すことが、

チェアスキーにも必要なんです(^^


まず、一番最初にしなければならないこと。

乗車状態での重心位置を把握しましょう!


どれだけチェアスキー本体のことを考えたところで、

スキー板への重心位置が狂っていたら、どうにもなりません。

板の真ん真ん中に乗り続けることがスキーの「キモ」です。

それが出来れば、どんどんと「いい滑り」に近づきます。


そこで、σ(^^は作りました。

「スーパーバランスマッシーンⅡ」

















マシーンのセンターには、

ビンディングのセンターが来るように取り付け、

さらにそのセンターから前後左右等距離に体重計をセットする「足」を取り付けます。







この足はネジで高さを調整出来るので、
少々の傾斜があるところでも測定可能♪








これにチェアスキーをセットして前後、左右とそれぞれを計測し、

2つの体重計の数値を読み取ります。

















前の方が重ければ「まえ荷重」、後が重ければ「うしろ荷重」です。

左右の数値が違っていれば、左右のバランスが悪いということです。


ちなみに、チェアスキー単体では、

前10kg後5kgで、前の方が重いですね。


乗車状態で前後、左右ともにバランスが取れれば、

「センター」を出せたということになります。


この「マッシーン」は、全てホームセンターで売っている材料から、

簡単に作ることが出来ますので、一家に一台ぐらいの勢いでお勧めします。

そこまで行かなくても、所属するクラブにひとつは欲しいところですね(^^


この作業はひとりでは出来ませんが、

夏の間にみんなで寄って集って測りっこすればいいんです♪


どうですか?その重心位置は狂っていませんか?

狂っていたなら、シートの取り付け位置が悪いということです。


シートレールで前後20mmずつの調整は出来ますが、







←このレールね♪









それより小さな間隔での調整や左右差の修正は、

シートの取り付け穴を開け直さなければなりません。


ひとつ穴を開けて測って、まだセンターに来なければもうひとつ穴を開けて....


少々めんどくさいんですが、大切な作業ですから根気よくお願いします。

「そんなに穴を開けまくったら、シートの強度が落ちるじゃないか!」

そうですね。そんなことをしなくてもいいように、位置決めの方法を説明していきます。


次回「工夫の心は大和魂」


と、次回予告が終わったところで、恒例のコメントご紹介!
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5月24日(金):「チェアスキー次世代機に掛かる妄想....」

なまず様のコメント

「こんにちは
 ご存知かもしれませんが、昔のK2のスキーにはLEDがついていて、
 振動を電気エネルギーに変換して、振動のエネルギーを逃がすようになっていました。
 スキーをあおるとLEDが光るんです。

 HEADスキーはここのところ、
 タワミと振動のエネルギーを電気エネルギーに変化させて、
 スキーのフレックスをコントロールすることをやっています。

 無駄な振動エネルギーを何かに変換して
 「有効に再利用」するのは中々難しいかもしれませんが、
 他のエネルギーに変換して、「発散」してしまうというのはとっつきやすいかもしれません。

 K2の例を見ると書いておられた電飾ピカピカのチェアは
 初手としては間違ってない気もします。
 天気の悪い時は周りが避けてくれていいのでは?」


ありがとうございました!

スキーメーカーでもいろいろなトライをしているんですねぇ(^^
σ(^^;ももう少し化学や物理を勉強しておけば、なにかひらめいたかも知れません。
こういう時、無学な自分が恨めしくなります。

また、何か気がついたことがあればご教示ください!

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てことで、連載はまたまだ続きます!

どうぞ、ごひいきに♪

1 件のコメント:

  1. 何もしらずにマシン調整してたらバランスが
    めちゃくちゃになっていたとこですよ・・・
    スーパーバランスマッシーンⅡこれは必須ですね!
    必ず製作しておきます!

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コメント、ありがとうございます。