一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2014年11月25日火曜日

いろんな意味で復活傾向....

車いすハンドボールの全国大会。

告知しっぱなしで、ブログの更新が止まっていました(^^;


実はですね、2days2日目の決勝リーグ、

準決勝戦を終えたあたりから、σ(^^;は悪寒に襲われ始めていたのです。


その影響は、帰り道中はもちろんのこと、

帰ってからも夜半まで続いていて、それでも何か書いて寝なきゃと、

PCの前でごそごそしているうちに気を失うように寝ていました(^^;


そのまま、月曜日(勤労感謝の日)もグッタリグダグダ....

ようやく、だいぶ楽になりましたので、全国大会を振り返ってみようと♪


で、準決勝のAPES-A(大阪体育大学Aチーム)戦。

まあ、楽勝ではなかったですが、しっかりとオフェンスチームは機能して、

苦しみながらも、まだ余裕のある展開に助けられます。


その試合終了直後、決勝戦は天敵の「宮城フェニックス」と判明します。

これまで何度立ち向かっても、まさに「一蹴」と言う表現で蹴散らされ続けてきたσ(^^たち。

でも、ズタボロにやられ続けても、その闘志が萎えることはありませんでした。


やってやるぜ!今年こそは!

そう何度も何度も誓い直して懲りずに挑戦し続けました。

今年で、何度目になるのかねぇ....(^^;


その闘志は、σ(^^の体中を駆け巡ってました。


んー、体中ゾクゾク震えているぜ!

これが武者震いってヤツか!?


武者ブルッてんのか!!?


などと、決戦を前にバカなことを考えていたのですが、

要は、原因不明の高熱にうなされていただけです(^^;

体温を測らなかっただけで、この時点でかなりの発熱であったことは間違いありません。


で、そのコンディションのまま、決戦へ....


そうです。

σ(^^たちドリーマーズが、今年も定位置に落ち着いたのは、

ただひとり、熱にうなされて空回りしてしまったヤツがいたからです!!!


決めるべきシュートを何本も外してしまい、

これまで幾度もなく練習し続けて、ほぼ完璧な形にしたオプションを台無しにし、

ディフェンスでは、肝心要なセンターからサクサクスカスカ侵入されて、

挙げ句の果てに、ラフプレイを連発して的に闘争心に火を付けてしまった、

ドリーマーズの5番!そう!σ(^^を襲った原因不明の病魔が問題なのでした!!

いや、今の流行で言うならば、「妖怪のせい」に違いありません!!!


よ~か~い~の~せいなのね、そうなのね♪


....与太話や言い訳の類いは、このくらいでいいですね(^^;


正直言いまして、発熱なんて忘れていたかのように、

その時のσ(^^は最高のプレイが出来たと思ってますし、

チームメイトもそう、最高の奴らでした♪


決勝戦は、15分ハーフ。

1~2点のビハインドを常に背負う、

神経をすり減らす展開が続いていました。


何度諦めかけたか解りませんが、

チームメイトと声を掛け合うことで生まれる安心感と信頼感。

それだけを頼りにガマンし続けました。


キャプテン「赤魔Ⅱ」を軸に組み上がるオフェンスオプション。

4番「真↓」が、繰り出すドライブからシュートをねじ込めば、

7番「Makoちゃん」は対角を刺すサウスポー。

10番「先生」は、ポストプレーヤーとして存在感増し増し。

13番キーパー「Kazzy」はスーパーセーブを連発。


そして、5番σ(^^は、(自主規制)....

いずれ、公開されるであろう動画をお楽しみに♪


でも、そんななんやかんやの展開の中でも、

後半終了間際、σ(^^たちドリーマーズに流れが来ました。


(σ(^^の記憶が確かなら....)

2分前ぐらいに同点に追いついて....

1分前に、フェニックスの猛攻をしのぎきって....

ルーチンどおりに、残り数十秒いっぱい使って1点を取る攻め方をして....


残り20秒ぐらいだったかな?

これまでの練習どおり、エースの「真↓」に最高のパスが通りました。

「その角度」なら、決定率は9割近いはず!


「行けぇ!!!」

叫んだσ(^^は、この瞬間、勝利を確信していました。

いや、会場にいる全ての人が同じ思いを持ったはずです。

おそらくは、宮城フェニックスのメンバーでさえも....


「真↓」の右手から放たれたボールは低い低い弾道を描き、

フェニックスのキーパーの手と床の間にねじ込まれます。


キーパーの4本の指が強烈にねじ曲げられたのをはっきりと見ました。

その指を突き抜けたボールの先に、障害物はない。


勝った....


しかし、ボールがゴールラインを割ることはなく、

その直前で全てのエネルギーを使い果たしてしまいました....


ほどなく試合終了のブザー。

5分後には延長戦が始まり、

ハーフタイム2分を挟んだ延長後半5分。


2点ビハインドを背負いながら、ラスト20秒で1点差にまで迫るドリーマーズ、

リスタート後、起死回生の奇跡を信じてフェニックスにチャージします。


残り3秒でいい。

ボールを奪えれば....

しかし、そのボールは二度と、持ち主を変えることはありませんでした。


とまあ、こんな感じの展開で終わった今年の全国大会でした(^^

決勝戦が、どれほどの死闘だったかは大会結果をご覧下さい。


しかし、今にして思えばつくづく残念です。

σ(^^の発熱がなかったら!!!


....まだ言うかね(笑)


1 件のコメント:

  1. 大阪NRF 松本 啓吾2014年11月26日 16:31

    こんにちは
    いつもブログの更新楽しみにしています。大阪NRFの1番『カゴ付いてる小さい奴』です。

    まさかそんな高熱に侵されていたとは・・・これは確実に妖怪のせいですね。(笑)

    決勝戦会場全体が、車椅子ハンドボール界最高峰の試合を観て魅せられていました。

    ここまで一つのシュートシーンに一喜一憂したことはありません。
    正直、自分のチームより応援に熱が入っていたと思います(汗)

    そんな素晴らしい両チームに少しでも近づきたいと思い大会に臨んだ我々は...
    5位という結果に甘んじてしまいました。

    負けた瞬間チーム全員、この世の終わりのような顔をしていました。
    しかし、この敗北を無駄にせず、来年度より強くなった我々の姿をドリーマーズの皆さんにお見せ出来ればと思っております。(ハードル急上昇)

    練習試合の際には胸を貸していただけると嬉しいです。

    一年間本当にありがとうございました。そして来年度もよろしくお願い致します。


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コメント、ありがとうございます。