一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2015年2月11日水曜日

ほんのちょっとしたことで....

朝、目が覚めた時、部屋の様子を目の当たりにして仰天していました。

「何でこんなに空き缶が転がっているんだ....???」


えーと、昨日の選手会が終わった後、

部屋に戻って、買い込んでいた缶チューハイを開け始めて....


こちらも久々の「チームどんぐり」の戦友、

純也さんとグダグダとくだを巻きながら呑み進めて....


彼もこの大会からオーリンズダンパーを投入。

そのセッティングの話で花を咲かせて....

足りなくなったので、純也さんの缶に手を伸ばして....


そのあたりから記憶がないぞ?

そうか、そういうことだったか....(^^;

この日は空き缶の片付けから一日を始めました♪


チェアスキーチャンピオンシップDay1。

大回転(GS)のリザルトをお手元にお読み下さい(^^


0830時インスペクション開始。

それまでには2本ほどフリースキーでウォームアップ。


年末に決めたダンパー&車高のセッティングはばっちり。

最高のレースを始められる予感ぷんぷん♪

満を持してインスペクションの開始です。


アルペンレースでは本番前、インスペクションというコース下見を行う時間があります。

板を横にしながら滑らなきゃいけませんが、実際のコースを確認することが出来ます。


スタートからしばらくは斜度20°ほどの中斜面、ここに6ゲートが並びます。

かつてトレーニングを繰り返した、「3旗門目の立ち上がり」を重視。


続く緩斜面ではツーゲート(2ゲート1ターン)の大きなターンが選手たちを迎えます。

中斜面のトップスピードのまま大きなターンで右方向へ大きく転回。


もう一度中斜面へ飛び込んで、2ターンで左方向、再びの緩斜面。

ここから先は、ミスターンは厳禁。

わずかなスピードダウンが、フィニッシュエリアでの大きなタイム差に繋がります。

そこまでガマンを続けられるかな?


コースの標高差は251mゲート数31ターン数30

標高差に対するゲート数は12%ですから、

標準15%というルール上からは、かなりのハイスピードコースです。


0930時、チェアスキー女子のクラスから競技が開始されました。

男子に入って、σ(^^は16番目、戸惑いながら久しぶりのスタート。


1旗門目のポールを肩で撫でながら2旗門目へ....

でも、イメージとはほど遠い1mほどの大回り!


あらららら(^^;

これでは2旗門目もつらい進入になるぞぉ....

案の定、3旗門目で「調整」してしまうザマの悪さ。

しょーがねえから3旗門目をスタートにして、

遅ればせながら6旗門目でトップスピードへ。


ここから、σ(^^の「むっちゃくちゃ」が始まります。


とにかくインへ!

ゲートが邪魔をしてもはじく!たたく!!なぎ倒す!!!

こんな芸当、緩斜面だから出来るんですけどね(^^;


スタートハウスから、右に落ち込むところまでの13旗門ぐらいは見ることが出来ます。


「これは速ぇぞ!」

後から聞いた話ですが、

この時、スタート待ちの選手たちの間でどよめきが起こったそうです。


そのままの勢いで右へ左へ。

やはりブランクの影響は大きくて、

斜度変化の部分はモタモタとしてしまいましたが、

スピードダウンはしていません。


ガマン、でも攻撃的な滑りが求められる後半セクション。

σ(^^の「旗倒しゲーム」は続きます。


残り7ゲート。

はっきりと目に映るフィニッシュライン。

ほんの少しだけ、ターンインが遅れました。


いくつか連続してゲートを倒してきたゲームが途切れてしまいます。

ええぃ、ここは倒せなかったか....(^^;


ほんの20cmぐらいかな?

肩とポールの間が開きます。


なぎ倒せないので、

アウトリガー(手に持って滑っているヤツ)には、

余計な動きはさせないと決めます。


が、この判断がまずかった(^^;

雪上とコンタクトし続けたアウトリガーは、

その先端をポールの根本にヒット!。


その衝撃はまともに肩に伝わり、

σ(^^の体はスピンモードに入ってしまいました。

瞬間的に、体軸をスピンモーメントと逆方向にねじり、

影響をハーフスピンで押さえましたが、板は真横に向いて一時停止....


フィニッシュまで残り6ターン。

絶対にしてはいけない失敗が、ここにはあった(^^;


再スタートしたものの、ロスにして5秒ぐらいでしょうか。

こんな事では、もう勝負になりません。


かわいそうに、最後の5ゲートはσ(^^;の憂さ晴らしのためにだけ存在していました♪


1本目のランを終え、順位は約1.7秒差の2位。

ラップ(トップタイム)は、チームどんぐりのチームメイト。


オーリンズユーザーのワンツーでシンパを感じても、

彼の満面の笑みには、殺意がわきますね(^^;


でも、2秒差なら、何とかならねーかな?

2本目インスペクション開始は、1150時。


次回、「賞典外は蚊帳の外」

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